
GWも働いていた、@PLATZです。
ゴールデンウィーク真っ最中の5月4日に、上野の国立科学博物館で開催されている「グレートジャーニー人類の旅」を見に行ってきました。
グレートジャーニー人類の旅
アフリカに生まれた人類が、世界中に拡散していった人類最大の旅路を、イギリス人の考古学者ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と名付けました。
本展では360万年前の人類が家族で連れ立って歩いた最古の足跡化石をその「グレートジャーニー」の象徴として位置づけています。700万年前の人類誕生から説き起こし、人間が住むのに決して快適ではない地域(熱帯雨林、高地、極北、乾燥地帯)で人はどうやって生きてきたのか。地球上の様々な環境で今も暮らす人々の生活を紹介することなどにより、その土地ならではの「生きる知恵」と「文化」を見て、「人間の生きていく強さ」を再発見し、そこから人類と地球の未来を考えていただこうという壮大なコンセプトを基に展示します。
監修者の一人である関野吉晴は,1993年、「グレートジャーニー」の過程を自らの腕力と脚力を頼りに、動力を一切使わずに逆ルートで体験する旅に出ました。南米大陸最南端のナバリーノ島から人類誕生の地・東アフリカまで、足かけ10年の歳月をかけた旅の様子は、1995年からフジテレビでドキュメンタリー番組「グレートジャーニー」として放送され、自然と一体となって暮らす各地の人々の中に入っていく同氏の姿は、多くの視聴者に感動を与えました。また、2006年からは私たち日本人の祖先が日本列島に到達したルートを辿る様子も「新グレートジャーニー」として放送され、大きな話題となりました。
展覧会名 | 特別展「グレートジャーニー 人類の旅~この星に、生き残るための物語」 |
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開催会場 | 国立科学博物館(東京・上野公園) |
開催期間 | 2013年3月16日(土)~6月9日(日) |
開催時間 | 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで
※4月27日(土)~5月6日(月)の間は午後6時まで。ただし、5月3日(金・祝)は午後8時まで
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休館日 | 毎週月曜日、5月7日(火) ただし、3月25日(月)、4月1日(月)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館。 |
主催 |
国立科学博物館、フジテレビジョン、朝日新聞社 |
入場料 | 一般・大学生 1,500円 (1,300円) 小・中・高校生 600円 (500円) ※( )内は各20名様以上の団体料金
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金曜限定ペア得ナイト券 2,000円
※2名様同時入場、男女問わず
※午後5時~午後8時(最終入場は午後7時30分)
※会場での当日販売のみ
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プロローグ
およそ700万年前にアフリカで人類が誕生し、現在のホモ・サピエンスに至るまでの年表です。
人類が世界に拡散していった地図。
ニュージーランドへ移って行ったのは、ほんの800年前なんですね。
熱帯雨林
アマゾンの先住民族の自然とともに暮らし知恵を紹介。
撮影禁止でしたが、干し首も展示されていました。
高地
6000メートル以上の山が連なるアンデス文明。
高低差を利用した暮らしぶりを紹介していました。
極北
マイナス40℃が続く地で、人々は動物たちとどう向き合って暮らしていたのでしょうか。
乾燥地帯
砂漠で生き抜く知恵を紹介。
チンチョロのミイラも展示されていました。
縄文号の旅と日本
関野吉晴氏が東南アジアから日本まで航海した、手作りの丸木船「縄文号」の実物が展示されていました。
アファール猿人、復元プロジェクト
ナインティーナインの岡村隆史さんをモデルに、アファール猿人の復元学術モデルが展示されていました。
両親と子どもの3人の表情を岡村さんが演じたそうです。
凛々しいお父さん、優しいお母さん、ひょうきんな子ども。
岡村さん、適役ですね!(笑)
まとめ
足かけ10年の旅をまとめるには、会場が少し手狭だったかもしれません。
実際に撮影された写真や映像はとんでもない数になると思うのですが、もっともっと見たかったですね。
ゴールデンウィーク真っ最中という事もあって、会場はかなり混雑していました。
ひとつひとつの展示をゆっくりと見ることができなかったので、これから行く方はやはり平日が狙い目ではないかと。
6月9日まで開催されていますので、是非どうぞ!
それにしても、人類ってどんな環境でも生きていけるのだなぁと。