今年の夏は「シン・ゴジラ」を劇場で3回も見た@PLATZです。
当初の発売予定9月中旬から遅れること3ヶ月、ようやく発売された「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」。
年末も押し迫った12月30日に、手元に届きました!
これがまぁ、デカい!重い!
百科事典かよ!ってくらいです。
収録内容
・庵野秀明インタビュー(本書のみの独占掲載) 7万字以上の大ボリューム!
・主要スタッフインタビュー
樋口真嗣、尾上克郎、前田真宏、竹谷隆之、鷺巣詩郎、山内章弘、佐藤善宏、大屋哲男、佐藤敦紀、山田康介、林田裕至、佐久嶋依里、山田陽、野口透、稲付正人、三池敏夫、摩砂雪 他
・『シン・ゴジラ』はこうして作れた!
庵野総監督による企画メモやプロット、脚本(準備稿、決定稿、最終決定稿)、各クリエイターのデザイン画やイメージボード等を網羅して収録
・前田真宏による『シン・ゴジラ』デザイン画
・竹谷隆之による『シン・ゴジラ』雛型写真
・メイキングスチルによる撮影現場紹介
・ゴジラをはじめとするCGモデリング画像
・セット、ミニチュアその他劇中登場アイテム
・ポスター、チラシ、予告編など広告媒体記録
・完成台本(関係者配布用製本と同仕様)を別冊付録で同梱
・特典描き下ろしイラストポスター(前田真宏、鶴田謙二)封入
・責任編集/庵野秀明
・監修/カラー、東宝
・取材、執筆/氷川竜介、中島紳介、木川明彦
早速、開封
箔押しされたハードカバーに入って、高級感タップリ!
ゴジラのデカさを存分に活かした迫力ある表紙!
別冊付録の「完成台本」
別冊付録には、「完成台本」が!
②完成台本とは?
撮影時の変更、演出やアドリブによる内容変更、編集による変更などをスクリプターさんが反映させて台本上に逐一修正を施し、完成した映画と台詞やト書きやテロップにいたるまですべて同一にしたものが「完成台本」となります。#シン・ゴジラ #シンゴジラ #ゴジラ— 株式会社カラー (@khara_inc) 2016年8月19日
簡単に言えば、上映された映画まんまという事です。
これもかなりの分厚さです。
聞いた話によると、通常の映画の倍位だそうです。
登場人物の動きや心情も文字に起こされているので、あの時の興奮が蘇ってきますよ。
両面ポスター
鶴田謙二描きおろし
ちなみに氏の「おもいでエマノン」もオススメ!
前田真宏描きおろし
中身を拝見
ほんの一部をご紹介。
目次です。
スタッフのインタビューが読み応えありそうです。
みんな大好き「蒲田くん」です。
脚本の初期段階から最終稿まで載っています。
かなり小さくて読みづらいですが……。
こちらは画コンテ。
撮影現場の写真ですね。
我らが尾頭さんのあのシーンが!
かなり大掛かりなロケが行われたのがわかりますね。
CGが作られる過程も詳しく載っています。
そして、庵野秀明総監督の7万字インタビュー!
まだ読んでないのですが、興味深い内容になっていそうです。
まとめ
正直、1万円超は高いなぁ……。
と思っていたのですが、その書籍としての存在感と内容の濃密さ、そして完成台本が特別付録としてついてくるのを考えたら、むしろ安いんじゃないかと……。
ましてや、オールカラーで全560ページですからねぇ。
長年印刷業界に身を置いている者としては、「利益が出るのか?」と疑問に思えるくらいですよ。
ボツになったイメージボードなんかも、結構衝撃的なものがあったり……。
とにかく、映画を2回以上を見て夢中になった方は、買って損はない!と思いますよ。
あ、そういえば、DVD・Blu-rayの発売も決定したみたいですね。
こちらも楽しみ!
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